19世紀の終わりから始まって現在も刊行途中のラテン語事典Thesaurus Linguae Latinae (記事中ではT.L.L.,他にTLL, ThlLとも略される),についての The New York Times紙の記事.研究所やカードケースの写真多数. 最後の単語zythumには2050年に到達する見込みらしいから,長生きすれば完成の日を見ることができるかもしれないね. https://www.nytimes.com/2019/11/30/arts/latin-dictionary.html
作るのも大変なら使うのも大変な辞書で,たまに「既刊分全セット」とかが洋古書店に出ても凄まじい値段だしオンライン版は年間$379だし,というのが悩ましかったが,記事の最後に書いてあるように,今はありがたいことにP台までPDFファイルをダウンロードできるようになっている.