Niceratus Kiotensis
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小辞のδέは時に理由・説明を導入し「γάρ代用のδέ」(cf. Denniston, Greek Particles, p. 169)として用いられる.

ἀλλ' ἄγε, Πέρσαι, ... φροντίδα κεδνὴν καὶ βαθύβουλον θώμεθα, χρεία δὲ προσήκει
《さあペルシア人たちよ……賢明で思慮深き考えを案出しよう,必要が迫っているから》(Aeschyl. Pers. 140-143)

ὁ δέ ἀντὶ τοῦ γάρ· ἡ γὰρ χρεία προσῆκον ποιεῖ τὸ βουλεύεσθαι. 《γάρの代わりのδέ. なぜなら必要が思案することを適切なものにするから(という意味).》Schol. in Aeschyl. Pers. 143[146 ed. Wecklein-Vitelli]

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Ariadna

古典という迷宮の誰が辿るとも知れぬ糸
Niceratus Kiotensisが学術,とくに西洋古典文献学関係のメモとか書誌情報とかを細々と記録したりするためのおひとり様インスタンスです……が,卒鳥への動きに伴いもっと自由な運用になってきています.このインスタンスについてもっと詳しく.